２、クリーンルームへの人や物の出入り
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クリーンルームに入るのは、主に作業員と製品（部品や原料）です。
基本的に一般環境からクリーンルームに入ってくるモノは全て、汚れを持ち込む原因となります。 清浄度の維持管理の為には、クリーンルームへの入室を制限し、必要な作業員や部材以外を持ち込まないようにする必要があります。 | |
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作業員の入室手順は、前室でクリーンウェアに着替え、手洗いや粘着シートで大きな塵を取ってから、エアーシャワーを通ってクリーンルームへと入室するのが一般的です。
さらに、食品工場などの場合、足洗機で靴底を洗浄したり、通過するドアを自動ドアにして、手で不要な物に触れずに入室できる設備が必要になってきます。 原料や部材を持ち込む場合も、清浄度維持の為に注意する点があります。 荷姿にもよりますが、可能であれば前室の中で開梱して、ダンボールや包装紙をクリーンルームに持ち込まないようにします。 もし、パレットなどに乗っているのであれば、貨物用のエアーシャワーを使ってパレットごと塵を落としてクリーンルームに搬入して下さい。 |
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製品を搬出する場合も、クリーンルーム内で包装や養生を行ってから持ち出し、別室で出荷用の梱包や箱詰めなどを行って下さい。
清浄度維持管理の観点から、このように作業部屋を分ける事で、クリーンルーム内に梱包資材などを入れない事が望ましいです。 | |
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クリーンルームへの出入りは、基本的にエアーシャワーやエアロック室などを通る事が推奨されます。
これは搬入や通行のために、ドアを１つ開けただけで、クリーンルームに外気（一般環境という意味）が入らないようにする事が目的なので、入る時だけでなく出る時も注意が必要です。 |
